総長メッセージ

卒業生のみなさまへ

写真:東京大学総長 濱田純一

日本で最も長い歴史をもち、日本を代表する大学として、近代日本の発展に貢献してきた東京大学は、2007年に創立130周年を迎え、また、これまで輩出してきた多くの卒業生は社会の様々な分野で活躍しておられます。
本学の在校生及び卒業生のみなさまに今後もますますご発展・ご活躍を続けていただくためには、東京大学が、国内・海外共に教育・研究における高い競争力を維持し、学生、教職員のみならず、卒業生や同窓会をも含めた広い意味で、東京大学全体が社会に高く評価されるよう共に努力することが重要であると考えています。
東京大学の卒業生が卒業後も大学や卒業生相互でつながりを持ち続けていただくことを目的として、2004年10月に「東京大学学友会」を設立しました。2008年4月には「赤門学友会」と名称を変更して、個別の同窓会を緩やかに組織し、卒業生全員を対象として目的を達成するため、年3回程度の卒業生向け会報誌の発行、毎年11月のホームカミングデイの開催をはじめとする様々な活動を行っています。また、卒業生へのサービスを担当する「卒業生室」がその活動をサポートし、相互の協力のもとに、大学と卒業生との密接な連携の推進や卒業生のネットワーク化、あるいは世代間の知の継承を図る卒業生と学生とのコミュニケーションの促進等、いわゆる「グレーター東大コミュニティー」の形成を目指しています。

東京大学は、つねに時代と向き合う知の拠点を目指します。過去・現在・未来へと通じた知性の結集する場として、世界を担う研究成果と人材を送りだし、人々の豊かな未来のために邁進してまいります。
130余年の歴史を持つ東京大学ですが、卒業生のネットワーク組織である赤門学友会は発足したばかりです。事業の中には準備・検討段階のものもあり、行き届かないところが多々あるかとも思います。大学の現状を幅広くみなさまにお伝えするとともに、みなさまのご意見を、大学の発展に反映させていきたいと考えておりますので、今後も温かいご支援をお願い申し上げます。

東京大学総長 濱田純一

濱田純一(はまだ・じゅんいち)
昭和25年3月14日生

経歴

昭和47年 3月 東京大学法学部卒業
昭和49年 3月 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
昭和53年 3月 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学
昭和53年 4月 東京大学新聞研究所助手
昭和56年10月 東京大学新聞研究所助教授
平成1年 4月 東京大学総長補佐(〜平成2年3月)
平成4年 4月 1日 東京大学新聞研究所教授
平成4年 4月10日 東京大学社会情報研究所教授
平成7年 4月 東京大学社会情報研究所長、東京大学評議員(〜平成11年3月)
平成12年 4月 東京大学大学院情報学環教授
東京大学大学院情報学環長、大学院学際情報学府長
(〜平成14年3月)
平成17年 4月 国立大学法人東京大学理事、副学長
平成21年 4月 国立大学法人東京大学総長就任